お陰さまで県住みます芸人就任1周年を迎えました!(Vol.15)

「群馬県住みます芸人(※)」として活躍する、みどり市出身コンビ「アンカンミンカン」の川島大輔さんと富所哲平さん、富岡市出身の岩瀬ガッツさんの3人が、それぞれの立場から群馬に根差した独自活動を通して感じたことを、ユーモアたっぷりにつづります。月1回連載予定。
※2011年4月からスタートした「あなたの街に“住みます”プロジェクト」で、吉本興業の所属芸人が47都道府県に実際に住み地域を盛り上げいく活動。

このコラムの前回の僕のターンから、今回までの間に緊急事態宣言が発令。様々な業種が営業自粛を余儀なくされ、各々のおうち時間を過ごし、そして緊急事態宣言が解除されました。たった3カ月で状況がどんどん変わっていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

この春、めでたく僕の群馬県住みます芸人就任1周年を迎えたのですが、まさかこんな事態になっていようとは思ってもみませんでしたね。芸人は、ルミネtheよしもとやNGKなどの劇場の再開が発表されたとはいえ、復活は最後の最後になるのが当たり前。

人生を牛丼に例えると、仕事や生活が牛肉やご飯だとしたら我々エンタメは紅生姜みたいなものです。あれば彩りと、ちょっぴりの刺激と美味しさを与えてくれます。たまに、もはや紅生姜メインだろってくらいたっぷり乗せる人もいます。でも、無くても食べることはできます。僕は絶対紅生姜欲しい派です。

この期間は悲観的になればいくらでもなれるので、早々に1回そういうのを全部やめて心をバカにしてこんな時期でも楽しい気持ちになれることに目を向けることにしました。

そうすると出るわ出るわ。群馬は都心部と比べて山や川などの自然が大部分を占めてるんですよね。近所の行ったことなかったちょっとした山や川に散歩に行ってみたら、こんなに近くにこんな魅力的な場所があったのかとたくさんの発見がありました。個人的には甘楽町にある小幡の城下町の街並みなんて最高です。さすが織田宗家ゆかりの地。凄くオシャレで街づくりが上手な場所なんだなってことがわかります。

まだまだこれだけではございません。皮肉にもコロナの影響で近所に目を向けたことによって、気づいた群馬の魅力がたくさんありました。群馬県住みます芸人になってから1年が経って、群馬に帰ってきて良かったとつくづく思ってます。

YouTube「住みます芸人チャンネル」。みなさまの清き1再生、お願いします!

ほかにも、この期間中に「住みます芸人チャンネル」というYou Tubeチャンネルができました。これは各都道府県の住みます芸人が動画を上げているのですが、再生回数が軒並み壊滅状態でお馴染みとなっております。最近は「全国にお取り寄せ可能で、尚且つ調理いらずで食べられるご当地グルメ」というテーマで各地の住みます芸人が色々紹介しています。ちなみに,僕も1つ動画をアップしています。何を紹介しているのかは、動画を見てお確かめください。みなさまの清き1再生、是非ともお願いいたします。

岩瀬ガッツ

岩瀬ガッツ
【プロフィール】いわせ・がっつ/87年11月29日生まれ。O型。昨年4月から群馬県住みます芸人に。富岡市出身。農大二高卒業後、よしもとの養成所NSCへ。お笑いを学ぶ。趣味は野球観戦、ライブ鑑賞。愛玩動物飼養管理士2級。

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