きっと、また[群馬に来て、利根川沿いを歩いた昨年5月…]

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群馬に来て、利根川沿いを歩いた昨年5月。新緑のまぶしさを、今も覚えています。引っ越し当日、自転車を修理してくれたオヤジさんは元気かな。おかげさまで自転車の調子はいいですよ。

「天空の社」。小惑星の名前にもなった妙義神社。その近くでごちそうになったそばは、おいしかったな。やっぱり紅葉の時期にも行きたい場所です。

水底はかつて、500世帯の人々が暮らした土地でした。昨秋、試験貯水が始まったばかりの八ツ場ダムを見ていたら、複雑な気持ちになりました。

黄色いリンゴのうまさに驚いたのが、つい先日のようです。みなかみ町で食べた「ぐんま名月」。勝手に、あちこちで宣伝しています(笑)。お米のすばらしさを改めて感じた「雪ほたか」も。群馬の日本酒も……。うますぎますよ。

上毛かるた。「い 伊香保温泉 日本の名湯」から始めたけど、なかなか進みません。そしてまだ、全部暗記できていません。ごめんなさい。でも、これは絶対忘れないと思います。「ら 雷と空風 義理人情」

群馬にやって来て1年半。みなさんの温かさに包まれて、すてきな毎日がすごせました。

もう少しここにいると思っていたので名残惜しいです。10月から名古屋勤務です。きっとまた、群馬に来ますから、サヨナラではないですね。

ただ感謝、感謝。ありがとうございました!

(朝日新聞社前橋総局長 熊谷 潤)

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