館林市は「暑いまち」として全国的に知られています。07年に「日最高気温」歴代全国記録第10位の40・3度を記録。この年から市は、本格的な暑さ対策を始めました。
特に熱中症対策をメインとし、市民に対して熱中症予防の声かけや意識啓発を行っています。全国でも珍しい例として、暑さ対策に特化した「日本一暑いまち館林市 暑さ対策市民会議」を市民団体の代表とともに組織。暑いなかでも安心して快適に生活できる街づくりを進めています。
この市民会議と市で組織する暑さ対策本部が主体となり、「緑のカーテン」や「ミスト」を市内各地に設置。さらに、地域住民と協力して熱中症予防声かけパトロールを実施、館林が一丸となって「日本一の暑さ対策」を目指し日々奮闘しています。
また、目に見える形で暑さに注意してもらうため、市内に気温表示計を設置しています。真夏に館林駅を利用する人は、駅前の表示計を見てその気温に驚くことがあるとかないとか(苦笑)。今年は予防啓発をパワーアップするため、市内で4カ所目となる気温表示計を、分福茶釜の童話で有名な茂林寺駐車場に設置しました。市民だけでなく、市外からの観光客にも館林の暑さを目で見てもらい、注意していただきたいと思います。
現在、市内では45店舗が参加する「第3回激辛・激甘・激冷グルメ総選挙」(激グルメ実行委員会主催)も開催されており、気温の暑さに負けず劣らずの「熱さ」で盛り上がっています! 暑いなかでも涼しくなる工夫で、市民が「ほっとするまち」、さらにはまちの活気で「Hotなまち」になっていけばうれしいですね。