七夕イベント各地で 星降る夜を Enjoy!!

五節句のひとつで、織姫と彦星のロマンチックな星伝説で知られる7月7日の「七夕」。同日は「川の日」でもあり、高崎と前橋では、涼やかな川辺に新たなにぎわいの創出を目指すイベントが初めて開催される。高崎は、烏川に天の川をイメージさせる橋を1日限定で架ける。一方の前橋は、県都の風物詩である七夕と芽吹きの祭典が同日開催される。(野﨑律子)

※屋外でのイベントは天候により変更になる場合もあります。事前にお問い合わせください

光輝く橋で「天の川」を表現

烏川和田橋下周辺

1日限定の壮大プロジェクト 水辺で遊べるイベントも満載

高崎では7月6日午前11~午後8時、「高崎天の川フェスティバル」を烏川和田橋下周辺を会場に実施。昨年初めて企画されたが、当日の雨で中止。水辺の空間を活用し、多くの人が集い楽しむ場を設けることを目指し、同市や国交省、複数の民間団体が連携し実行委を組織。当日は、烏川に1日限定の橋を架けて夜はライトアップ、ロマンチックな「天の川」をイメージさせる。

車両展示
子ども縁日

和田橋付近の左岸約500㍍区間では、高崎パスタやご当地グルメなど約10店が出展。子ども縁日、ふわふわ遊具、花鉢の無料配布など親子で楽しめるイベントに加え、各種災害体験や車両展示、河川の安全意識を高める企画も行われる。午後6時半からカウントダウンを行い、橋に点灯するほか「サマーファイア」も着火。さらに、午後7時7分には会場で一斉に乾杯するなど特別な夜を盛り上げる企画が満載だ。同実行委の担当者は「今年こそは晴れることを祈りたい。皆様の来場を待っています」と話す。高崎観光協会(027・330・5333)。

県都の風物詩と芽吹きの祭典が同日開催

色とりどりの七夕飾り

七夕飾り&グルメ・アートの共演 広瀬川で芽吹きの乾杯も

北関東最大級の七夕まつりと「芽吹きの祭典」が県都の夏をり上げる。前橋の中心市街地や市内一円を会場に4~7日、恒例の「前橋七夕まつり」が開かれる。7日は、広瀬川河畔で「前橋めぶくフェス」も同日開催される。

今年で69回目を迎える同まつりは、前橋の三大祭りの一つ。色とりどりの七夕飾りのほか、ゆかたイベントや和太鼓、吹奏楽、ダンスなどのステージ、各種展示、飲食販売などが楽しめる。

広瀬川河畔

一方、めぶくフェスは新しいことに挑戦する人を応援する芽吹きの祭典として2016年から実施。5回目となる今回、初めて会場を前橋中央イベント広場から広瀬川河畔の交水堰付近に移し、七夕まつりと同日 開催される。会場にはキッチンカ―などが出店。グルメやアート展示が楽しめるほか、前橋文学館では各種シンポジウムも行われる。

さらに、七夕の午後7時7分ちょうどに「広瀬川で芽吹きの乾杯 feat.MIZBERING」と題し、交水堰付近で来場者全員で乾杯する。同実行委の担当者は「広瀬川の音色と景観の中で多彩なフェスを楽しんで下さい。盛り上がりましょう」と呼びかける。

七夕まつりは7月4~7日午前10~午後9時半。事前問い合わせは同実行委事務局(027・234・5108)、当日は開催本部(027・232・9711)。めぶくフェスは同7日午後3~8時。いずれも参加無料。同実行委(027・212・2117)。

【県内各地の七夕まつり】

◆新町 7月5~7日=高崎市の新町駅周辺を七夕飾りが彩る。6日午後1~5時には縁日コーナーでグルメ販売(新町ふれあい公園)。7日午前10~午後3時は新町の名物を販売するほかチアやダンスのパフォーマンスも(群馬銀行新町支店駐車場)。6日は午後4時から通行止めにした銀座通りで飲食しながら音楽やマジックなどが楽しめる「オトナヨミセ」。新町商工会(0274-42-0930)◆みどり 7月7日午後1~7時=大間々町のながめ通りで七夕竹飾りや飲食販売を行う。ぐんまちゃんなどのステージショー、子どもの体験コーナー、花火無料配布、大抽選会など。同市商工会(0277-73-6611)◆伊勢崎 7月13、14日午後2~8時半=地元の団体による趣向を凝らした七夕飾りが伊勢崎の本町通りに展示される。13日午後6時半に優秀作品の発表。にぎわい広場にはゆるキャラ「くわまる」が登場するほか、イベント盛りだくさん。事前は伊勢崎商工会議所(0270-24-2211)、当日は祭典・警備本部(同-22-2505)◆館林 8月7日午後3時半~9時=本町通りに竹飾りが並ぶ。ご当地アイドルMenkoiガールズライブや音楽演奏、ビンゴゲームなど。館林商工会議所内(0276-74-5121)。

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