台湾好きな方は県内の図書館へ!(Vol.130)

台湾の書籍や資料、笛、工芸品などを紹介する「FriendshipBox企画展」=甘楽町図書館

一昨年より台湾への渡航機会を頂き、現地でイベント開催や旅行展に出展するなど、甘楽・富岡への誘致や観光PRを行ってきました。

そんな縁から、先月より台湾台南市との友好図書館交流として「Friendship Box企画展」(7月28日まで)が甘楽町図書館で行われています。台湾から送られてきた書籍や現地の資料、笛、工芸品の展示、台南市紹介映像の上映をしていますが、先月30日には台湾でもご活躍されているみなかみ町職員の阿部真行さんに、台南市にまつわる特別講演をして頂きました。

講演会に訪れた方からは「台湾は日本の馴染みがあって落ち着く」「台湾にバックパッカーした経験がある」「台南はないから行ってみたい」など、それぞれの馳せる想いを伺いました。SNSでの発信でも台湾の方々からのリアクションも多く、今後の交流発展に私自身も心ワクワクしています。

台南市から送られてきた書籍を読むと、「台湾にこんなところがあるんだ」「次はここにも行ってみたい」と、台湾への興味関心がどんどん沸いてきます。SNSの利用で容易に世界と繋がれますが、書籍や実体験から得る情報は自身の厚みになると実感しました。

現在、台湾台南市とのFriendship Box企画展は、みなかみ町をはじめ、県立や館林市、沼田市、甘楽町の県内5カ所の図書館で展示しています。台湾好きな方は、この機会にお近くの図書館に出かけてみてはいかがでしょうか? その中で、甘楽町の企画展にもお立ち寄り頂ければ幸いです。

楽町地域おこし協力隊
浦野 充加 さん
【略歴】1989年富岡生まれ。17年から甘楽町地域おこし協力隊に所属。地域資源を活かした篠笛作りやモノづくりをベースに、地域間を繋ぐ観光振興、台湾の国際交流に取り組む。

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