社協自主財源とボランティアで運営 14日は3周年記念イベントも
誰でも無料で利用できる渋川の交流施設「だれでも広場」が今月で3周年を迎えた。14日には記念イベントが開かれる。 (上原道子)
同施設は、子ども同士や親同士が安心して遊べる場所を提供しようと、日帰り温泉施設のデイサービスセンターだった場所を渋川市社会福祉協議会が自らの手で改修。玩具の大半は寄付で学生ボランティアらが運営を支える。幅広い世代が利用できる民間の無料屋内施設は珍しく、県内外からの視察が絶えない。
施設内には大型遊具やボールプールのあるキッズスペースに加え、絵本とおもちゃの部屋、乳児用体重計などが備わり授乳やおむつ交換もできる赤ちゃんひろば、囲碁やパソコンのある部屋など充実。異世代交流もできる。
同協議会生活支援課の登坂将志さん(45)は「コンセプトは『屋内公園』。係員は不在だが利用者のモラルとマナーが保たれている。手作り感満載だが、来るたびに変化のある施設を目指しさらに発展させていきたい。ボランティアも募集中です」と呼びかける。第2水曜休み。同協議会赤城支所(0279・56・2829)。