中之条町・３月30日まで
中之条町は、県民限定で宿泊費の補助をする「旅なかのじょう如月（きさらぎ）キャンペーン」を開催中。当初は２月のみの予定だったが、利用者の分散も考慮して期限を延長し、３月30日までの宿泊を対象とした。
同町には、「四万（よんまん）の病に効く伝説の湯」として有名な「四万(しま）温泉」、肌触りの柔らかいお湯が“一浴玉の肌”と言われ美肌の湯として親しまれる「沢渡（さわたり）温泉」、川底から湧き出る源泉に浸かる野趣あふれる「尻焼温泉」など、幾つもの良泉をもつ温泉地がある。２月は例年、宿泊者が少ない時期だが、寒い冬、泉質の良さで知られる中之条町の温泉を楽しんでほしいと企画した。
１人１泊6000円以上（税抜）の利用で宿泊料金を4000円割り引くほか、町内で使える商品券1000円、農産物1000円相当の引換券を提供する。農産物は、道の駅「霊山たけやま」「六合」や中之条町観光協会（ふるさと交流センターtsumuji内）などで、町内の農産物を詰め合わせたセットと引き換えができる。現在、宿泊施設は48軒、商品券の取り扱い店舗は124店（町観光協会のＨＰ＝https://nakanojo-kanko.jp/参照）が登録している。
町観光協会の担当者は「町内にはほかにも花敷、応徳、たんげ温泉など多様な温泉地があります。ぜひ多くの県民に町を訪れ疲れをいやしてほしい」と話す。予約は対象宿泊施設や旅行会社、予約サイトから。なお、感染症の状況や、県を対象とした緊急事態宣言などによって中止の場合もあるので確認を。問い合わせは同協会（0279-75-8814）へ。