私が暮らす片品村は尾瀬など世界に誇る原風景が残り、豊かな自然環境の中で「農」と「食」の文化が育まれています。そして、日本遺産(文化庁)に認定されました「かかあ天下」発祥の地でもあります。
3年前の私は「農山村での暮らしへ憧れ」を持っていました。そして、ご縁があって片品村へ地域おこし協力隊として茨城県日立市から移住をしてきました。今年3月末で任期満了を迎え、同村菅沼地区において「北毛茶屋」という地域の「農」と「食」を活性化するお店をテーマに起業し、定住する事が出来ました。今年8月末には、「移住」から「定住」までの道のりの中で出会った方々と片品村地域おこし研究会を立ち上げました。地域の皆さまと持続可能な地域を目指して活動を行っています。
私たちの暮らすこの群馬の県土は約70%が山林や田畑などのグリーンエリアとなっており、片品村はその宝庫。豊富な自然資源や空間資源を地域おこしに活用できる女性が集い、活躍するための環境づくりとして「村ガール専用ゲストハウス~SEI~」プロジェクトの準備を進めています。本事業は光栄な事に今年度の群馬県「地域・まちなか活性化応援事業」の優秀賞(上位3件)に選出頂きました。
この取り組みをきっかけに、21世紀のかかあ天下の地域おこしモデルをつくり県内に伝えていきたいと考えています。ぜひ地域おこしの仲間になって一緒に尾瀬の郷から群馬を元気にしていきましょう!