戦国武将モデルから可愛らしい人形まで

多彩&コンパクトな五月人形が一堂に 高崎のアートこうげつ

5月5日の端午の節句を前に、アートこうげつ(高崎市山名町、渡邊聖也社長)では男児の健やかな成長を願う「五月人形」の展示販売が始まっている。

店内にはコンパクトな兜や鎧、室内用の鯉のぼりセットなどが華やかに飾られている。伊達政宗や上杉謙信、真田幸村、徳川家康、織田信長など戦国武将をモデルにした定番の鎧兜に加え、可愛らしい表情をした人形など多彩な商品が並ぶ。

近年はスペースを抑えて飾りたいという需要が高まり、小ぶりな人形などを求める客が増加。住宅事情や多様化するニーズを考慮し、同店では箱がそのまま飾り台になる収納タイプの鎧兜や室内用の鯉のぼりなどコンパクトで多彩な商品を数多く扱う。飾った時の豪華さと収納性を両立させた商品は、特に人気を集めている。同店が取り扱う商品価格は約2万千円~22万円と幅があり、10万円台の売れ行きが良いという。

同社の渡邊社長(44)は、「マンションに住む人が増え、鎧兜も鯉のぼりも年々コンパクトなサイズが主流になっています。お客さまのニーズに合わせた商品を数多く取り揃えておりますので、ご家族それぞれの思いに添った五月人形や鯉のぼりを見つけてもらえたらうれしいですね」と話す。

なお、五月人形や室内用の鯉のぼりなどの購入者には、オルゴール付の写真立てと名前立札をプレゼント。問い合わせは、同社(027・381・6233)へ。

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