ポスター・標本展示、体験も人気 富岡で 16日まで
県内の自然について知識を深めてもらおうと、富岡の県立自然史博物館は16日まで特別展「ぐんまの自然の『いま』を伝える」を開催中。
恒例の特別展で、12回目の今年は県内を中心に自然史調査、保護・保全活動に携わる48団体が参加。研究成果や活動内容をポスターなどで紹介している。県自然保護連盟を始めとする団体のほか、尾瀬、渋川女子、利根実、大泉など県内の高校生の参加が例年より多く目立ち、東京農工大などによる最先端の研究成果にも触れられる。さらに、同館所蔵の剥製や標本も多数展示され、楽しみながら身近な自然について考えられる内容となっている。
また、県野生きのこ同好会のブースで実施されている「きのこのお絵かき体験」=写真=も人気。季節ごとに見られる125種のキノコの模型からお気に入りを見つけて絵を描くと、会場の展示ボードに飾ってもらえる。年齢問わず多くの来館者が体験を楽しみ、展示ボードには1月末日現在で約15000枚もの絵が飾られている。入館無料。同館(0274-60-1200)。