私は今、地域に賑わいを出すための仕事に携わっています。今回ご紹介するのは、「若いチカラでまちをもっともっと元気にしていこう!」という高崎市の新たな取り組みです。
昨春4月にスタートしたこの地域賑わいプロジェクト事業は、高崎市と市内の吉井、新町両商工会が一体となって行っています。各商工会は昨秋、若者の柔軟な発想と感性を地域の街づくりに生かそうとデザインコンテストを実施しました。新町商工会は商店主が着るシャツ、吉井町商工会は店紹介のポストカードのデザインを県内の学生から募集しました。
どちらのコンテストにも多くの人が訪れ大盛況。「大勢来てくれてビックリ」「街が明るくなった」などなど。商店主たちは、普段はあまり交流のない学生の訪問に大喜びです。
昨年末に各コンテストの最優秀作品が決まり、新町はライオン像と「おもてなし しんまち」の言葉がデザインされたお洒落なシャツが完成。商店街の皆さんが、新町ひなまつりや桜まつりで着用し、地域一体となって訪れた人をもてなします。
一方、吉井町では個性豊かなポストカード全27種が出来上がりました。ポストカードは吉井物産センターを始め、藤岡や甘楽の道の駅で3月上旬から無料配布します。ちなみにこのポストカード、各店でサービスが受けられる特典付のカードもあるので、訪れた際は是非ゲットして下さい。
私自身、このプロジェクト事業を通して人と人とがつながり、ともに街を盛り上げていこうという情熱はかけがえのないものだと実感しました。これからも、たくさんの人に笑顔があふれるような取り組みを続けていきたいと思っています。