前橋で23日まで
前橋文学館では、時間のズレを楽しめる写真展「定点観測展」が開催されている。23日まで。
前橋出身の詩人・萩原朔太郎の孫で、同館館長の萩原朔美さんのライフワークを発表する「萩原朔美の仕事」展の第2弾。同じものを繰り返し観察し、時間の経過による差異などを感じさせる写真作品約90点を展示している。
同展の記念イベントとして23日午後2時からリーディングシアターを開催。同市在住の女優・手島実優さんや萩原館長ら約10人による朗読で、寺山修司作の「犬神」を演じる。また、同日午前11時には同シアターの公開ゲネプロも。そのほか、22日午後1時には「国際寺山修司学会 第24回初夏大会」を開催。「定点観測展」は入場無料。同シアターは完売だが、ゲネプロ(要予約、各先着100人)は入場料400円。寺山修司学会は参加費1000円。
なお、30日までは「詩の未来へ―現代手帖の60年」展も同時期開催中。観覧料一般400円、高校生以下無料。同館(027・235・8011)。