地域おこし協力隊リレーコラム 地域の魅力を発信!
県内で活躍する「地域おこし協力隊」が日々、取り組んでいる活動や地域の魅力、おすすめのスポットなどを紹介します。不定期連載。
※地域おこし協力隊って何?
2009年、国の事業として創設された「地域おこし協力隊」は、都市部で暮らす人が人口減少や高齢化が進む過疎地域などへ移住し、地方公共団体の委嘱を受け最大3年間の任務中に様々な地域活性化事業に従事。その地域での起業や定着に向けて、必要な知識を学ぶ。県内では、23市町村で98人(2020年2月1日現在)が活躍中だ。農業や林業、製造業などに携わるほか、SNSでの情報発信や特産品開発、イベント企画運営、住民生活支援など、活動は多岐にわたる。なお、県内の隊員の活動情報はポータルサイト(https://chiikiokoshi-gunma.jp/)で発信中!
vol.3 渋川市地域おこし協力隊 福田 崇人
1993年奈良県生まれ。大学卒業後、メーカー商社を経て2018年6月から渋川市初の地域おこし協力隊として着任。主に観光振興業務に取り組んでいる
「遅咲きのヒマワリ」という協力隊を題材にしたドラマを見て、「地域おこし協力隊」という職業を知りました。「世の中にはこんな仕事があるのか!」と衝撃を受け、地方で地域活性化の仕事をしたいという思いを抱くようになりました。
大学卒業後に一般企業に入社しましたが、地方で働きたいという気持ちを抑えることが出来ず、特に温泉地の活性化に興味があったので伊香保温泉のある渋川市の協力隊になりました。
主な業務は観光振興で、渋川市のPR活動に取り組んでいます。日々、地域のフィールドに出て撮影などを行い、同僚の長沼未希隊員と情報発信に力を入れています。
そのほか、市内飲食店の方々の協力のもと、イベントの企画運営なども行っています。昨年10月に初めて開催した「ハロウィン仮装はしご酒」は参加者や参加店舗の皆さんに大変喜んでいただき、次年度も開催して欲しいという声も届いています。
現在、新型コロナの影響を受け市内の飲食店さんは大変厳しい状況に置かれていますが、私たち協力隊もそれらの問題に対して出来ることに目を向けアクションを起こしていく必要を日々痛感しております。
そこで、営業自粛などで苦境に立たされている市内飲食店の力に少しでもなることと、地域住民の方々の食事の時間を少しでも楽しく過ごしていただくことを目標に、「しぶかわテイクアウトマップ」を市内の飲食店の方々と協働し作り上げました。また、同マップを利用した新たなサービスとして、しぶかわテイクアウトポイントカードを企画し、現在実施中です。
残りの協力隊としての任期は1年を切りましたが、今後も渋川市の力になるために今まで以上に尽力していきたいと思います。
渋川市のおすすめスポット
①六箇山工房
元養蚕民家の家をリノベーションし2018年にオープン。ハンドメイド作品を生み出す「吹きガラスと帽子の工房」です。工房内外作家の作品が並ぶセレクトギャラリー「Gallery-shop6」では、おしゃれでかわいいオリジナルガラスやハンドメイド帽子が常時展示販売されているんですよ。吹きガラス体験(要予約)はコロナの影響で休止中ですが、7月から再開されるようなので是非体験してみて下さい。何度でも訪れたくなる居心地の良い工房に一度、訪れてみてはいかがでしょうか! Tel:070-7462-3179
②創作こけし 渋川といえばコレ!
渋川地区は全国一の生産量を誇るこけしの産地であり、東北の伝統こけしに対して「創作こけし」と呼ばれるこけしを生産しています!自由な発想と個性で、常に新しい形や新しい絵柄が生み出されています。各作家さんの個性溢れる作品を楽しんでいただけること間違いなし!。
渋川飯塚ファームのジャム 手土産に!
ジャムが合うのはパンだけじゃない!飯塚さんのジャムは、色々な食べものに合うんです。私のお薦めは、ブラックペッパー×和梨のジャム!このジャムをハムにのせて食べると、とても美味しいんです。そして、お酒に合う!グイグイお酒が進んじゃいますよ!ぜひご賞味下さい! Tel:0279-41-9050。