部活に取り組む県内の中学高校生が、笑いあり、涙あり、明るく、元気に、真面目に、がむしゃらに……仲間とともに過ごす青春の1ページを全力MAXで紹介します!
読んだ人の心を照らす「ひかり」のような作品を!
私たち商大附文芸部は、2年2人、3年2人の計4人です。少人数のため先輩後輩関係なく、とてもアットホームな部で、部活以外のことでも相談しやすい雰囲気です。顧問の竹村元男先生は、良いところは良いと褒め、改善した方がいいところは率直にアドバイスしてくれます。
活動は毎週月曜日と金曜日の放課後。おもに俳句・短歌・詩・小説の執筆と、年2回の部誌作成を行っています。今年は新型コロナの影響を受け参加できませんでしたが、全国の高校生を対象とした俳句コンクール「俳句甲子園」や、毎年参加している「群馬県高校生文学賞」などに参加し、文芸の道を極めるべく日々、創作にいそしんでいます。家庭学習期間には、各々で作品を作ったり、オンライン会議アプリ「zoom」を使用し、今年度の同文学賞「部誌部門」への出品作の構成を確認したりしました。
昨年は同文学賞の「詩部門」と「部誌部門」、「第15回地域の伝承文化に学ぶコンテスト」で入賞することができました。また、「さが総文」(全国高等学校総合文化祭)、「牧水・短歌甲子園」といった県外での発表会や俳句・短歌大会へも積極的に参加しました。他校との交流では、高崎高校の方と俳句の吟行を行い、とても刺激になりました。
ようやく部活が再開した現在は、引き続き県文学賞部誌部門の作成に取り組んでいます。昨年は入賞止まりだったので、今年は最優秀賞を狙っています。コロナの影響で、大会やコンクールへの参加があまり多く出来ないと思いますが、出来るものにたっぷり時間をかけてより良い作品を創出することが目標です。そして、私たちの部誌のタイトル「ひかり」の名の通り、作品を読んだ人の心を照らせるよう頑張りたいと思います。
楽しく創作活動に励んでほしい
顧問 竹村 元男
商大附文芸部は代々仲が良く、和気藹々と創作活動を行っています。卒業生が抜け、現在部員は4名。コロナの影響で1年生部員の募集は始まったばかりです
卒業した先輩から後輩へ、またその後輩へと思いは引き継がれています。特に2018年に参加した全国高校生短歌大会では話題賞を受賞しました。それまで3度全国の舞台に挑戦し1勝もできなかったのですが、参加した先輩たちが感じた本校の弱点を少しずつ補い、4度目の挑戦で1次リーグを突破し、その結果、全国大会での受賞を達成しました。
新たなことに挑戦する意欲を持ち、今後も楽しく創作活動に励んで欲しいと思います。