部活に取り組む県内の中学高校生が、笑いあり、涙あり、明るく、元気に、真面目に、がむしゃらに……仲間とともに過ごす青春の1ページを全力MAXで紹介します!
真剣に書と向き合い、これまで以上に意欲的に取り組みたい
私たち高崎経済大学附属高校書道部は1年生4人、2年生6人、3年生4人の計14人で、月曜日と金曜日を中心に活動しています。毎年行う合宿などを通して絆を深めながら、作品の制作に取り組んでいます。おもに、コンクールに向けた作品づくりをしたり、書道パフォーマンスの練習をしたりしています。
音楽に乗せて大きな紙に文字を書くパフォーマンスでは、校外からのオファーや、文化祭、文化部発表会などの校内行事がある時には、BGMや書く文字の内容を自分たちで一から考えています。
私たちは、部員全員オンオフの切り替えが上手くできるので、メリハリのある良い雰囲気のなかで活動しています。顧問の先生は、練習用紙の減り具合をこまめにチェックしたり、部員一人一人ときちんと向き合って下さいます。その優しさに部員一同、尊敬しています。
昨年は、合宿を行ったり、韓国の姉妹校の高校生たちにパフォーマンスを披露したりと、とても充実した一年を過ごすことができたと感じています。このほか、群馬県内の高校が集まり、いくつかの班に分かれて個人の作品をその場で制作する、群馬県総文書道部門交流会へも参加。県総合文化祭書道部門では今の2年生から1名が県の代表に選ばれ、県書道展覧会では、現在の2、3年生全員が入選するなど、多くの好成績を残すことができました。
今年度は新型コロナウイルス感染症の影響により参加できる行事が減ってしまいましたが、一つ一つに真剣に向き合い、作品製作においても、これまで以上に意欲的に取り組み、昨年度よりも良い作品がつくれるよう頑張りたいです。(書道部部長)
◆今夏、高知県で開催予定だった全国高等学校総合文化祭を、ウェブサイト上(公式HP=https://www.websoubun.com/)で開催中。高経大附書道部の出品作もオンラインで観覧できる(10月31日まで)。
かるたの読み札を揮毫(きごう)
高崎市からの依頼で「上野三碑かるた」の読み札の文字を書かせていただきました。書き慣れない字体でしたが、実際に多胡碑記念館にも足を運び、昔の石碑に刻まれている文字を意識して、皆で統一感が出せるように練習しました。これは今までにない貴重な経験となりました=写真は読み札の原書。