高崎高校 鉄道研究部

 部活に取り組む県内の中学高校生が、笑いあり、涙あり、明るく、元気に、真面目に、がむしゃらに……仲間とともに過ごす青春の1ページを全力MAXで紹介します!

昨年11月の全国高校生鉄道模型コンテストで各種受賞を果たした高崎高校鉄道研究部部員の集合写真

“正確さ”こだわり 一から手作りするジオラマ

 

部長 佐藤 琴平 (2年)

高崎高校鉄道研究部は現在、1年生4人、2年生8人の計12人で活動をしています。県内でも鉄道研究部のある学校は片手で数えられるほどしかなく、どんな活動をしているのか知らない方も多いのではないかと思います。我々の活動内容は毎年6月に開催される本校の文化祭「翠巒祭」をはじめ、上信電鉄感謝フェア、群馬県総合文化祭など県内各地で行われるイベントにも参加し、鉄道模型のジオラマ展示を行うことです。

昨年の全国高校生鉄道模型コンテスト出品作品。利根川に架かる鉄橋を渡る上越線を表現

昨年11月にはオンライン形式で開催された全国高等学校鉄道模型コンテストに出場、県内の場所をテーマとしたジオラマを制作して「ベストクリエイティブ賞」、「ベストライター賞」、「YouTube配信特別賞」を受賞しました。制作の際には既製品をできる限り使わず、すべて自分たちで作ることにこだわっており、「本当に手作りなのか」と驚かれるほど細部まで正確に仕上げることができました。

2019年上信電鉄感謝フェアにて巨大ジオラマを展示

現在は、翠巒祭に向けて巨大なジオラマの制作に入っています。今年は8畳というこれまでになく大きなスケールに挑戦しています。12月から始めて未だに設計図や試作品の作成などの最中ですが、必ず凄いと言っていただけるような作品を作り上げます。部員一人ひとりが、強いこだわりを持ち、決して手を抜かず、実際の風景を忠実に再現しようとするところが我が部の良さだと思います。昨年、翠巒祭を開催できなかった分、部員全員で一生懸命取り組んでいるので、是非、足を運んでみてください。

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