10年後の自分に手紙を

卒業生がタイムカプセル保存
新島学園中・高

安中市の新島学園中学校・高等学校で先月28日、今年高校を卒業する69期生217人によるタイムカプセルセレモニーが行われた。

10年後の自分宛の手紙をアタッシュケースに収め、10年後に開封するというもので今年で11年目。先月23日には、10年前の卒業生が初めての開封イベントを行っている。

セレモニーでは、各クラスの代表がケースに手紙を収め、卒業生代表として石坂亮成さんが鍵を預かった。石坂さんは「コロナウイルスの影響で楽しみにしていた謝恩会もなくなったが、これも思い出になる。将来は医療機器の研究に取り組んで現場をサポートし、多くの人を救いたい」と話した。カプセルは校内に保管され、10年後の同窓会で開封される。

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