育英メディカル専門学校
このほど前橋で育英メディカル専門学校の同窓会・研修会が開かれた。元サッカー日本代表の前園真聖さんのトークショーもあり、参加した卒業生や在校生ら約300人は熱心に聞き入っていた。
前園さんは、現役時代や仲間との交流、健康管理などをユーモアたっぷりに語った。また、自身の失敗と克服した経験にも触れ「うまくいかないことがあっても、何かに挑戦しているのだから、それは経験になる。失敗とは考えないで」と来場者らにエールを贈った。
卒業生による講演では、整骨院の院長である有賀優さんが「整骨院を成功させるには得意分野を作り、患者の話をよく聞くこと、患者からの信頼が説得力となり治療の効果を高める」と説いた。同じく金田雄一郎さんは、一旦就いた職を辞して海外を自転車で旅したことや、そこでの人との出会いが自分の糧となったことなどを紹介した。3年の新井愁也さんは、「サッカー部なので前園さんのプレーは動画で見ていた。話を直接聞けて良い経験になった」と話した。また、OBらの講演に1年の牛久保清人さんは「成功している人でも成長という言葉を掲げ、前向きに生きていることに感銘を受けた」と笑顔を見せた。2年の茂木健弥さんは、「患者の治療に説得力が必要と知り、新鮮な思いがした。聞く姿勢を大切にしたい」と話した。