農林水産省の農家住宅構想に連携

沼田のオオガネホーム

農業人口の減少を農業従事者の居住支援で改善しようと取り組む農水省の「農家住宅構想」で、このほどオオガネホーム(沼田)の住宅案が評価され同省のパンフレットやホームページで紹介されている。 同構想は、2016年に山本有二農水大臣(当時)が農山漁村での生活を若い世代が魅力的に感じられるようにしたいと、居住への支援や生活環境の整備を提案したことに始まる。全国で6地区が「農家住宅モデル地区」に選定され、本県からも川場村が選ばれている。同社の大金義延さん=写真=は「農家の要望を聞き、気持ちよく過ごせる家を計画した。屋内作業がしやすいよう軒の出を深くして土間を広くとり、収穫物や農機具の収納、作業後の入浴や洗濯など生活動線にも配慮している」と話す。以前に建築した農家の住宅が沼田市利根町にあり、他のモデル地区からの相談や訪問もあるという。パンフレット「農家住宅」は農水省のホームページで閲覧できる。同社(0278・22・2939)。

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