卒業生が「生き方教室」

樹徳中学校

樹徳中学校(桐生、野口秀樹校長)で今夏「卒業生による生き方教室」が開かれ、卒業生で日本公認会計士協会準会員の酒井秀座さん(30)が「会計という選択肢」と題して講演した。酒井さんは、税理士の父親の姿を見て公認会計士を志望。勉強は苦手だったが、目標を細分化して少しずつ達成することで集中力を維持したという。自身の仕事を、大航海時代に船主らの調整役を務めた代理人に例え「活躍の場はあらゆる業界に広がっている」と紹介した。3年の今井尚子さんは「公認会計士はなじみのない職業だったが、意義と利点を知り興味がわいた。集中力を高めるために目的意識が有効と聞き、自分に合う方法が探せると分かり参考になった」と話した。

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