最終日にはギャラリートークも
29日まで、前橋
前橋文学館では、クリエイティブ・ディレクターでプロデューサーの榎本了壱さん(1947~)=写真①=による20点余の絵画を紹介する企画展「榎本了壱『線セーション』展」を開催中。最終日の29日午後2時からは、榎本さんが来場しギャラリートークを行う。
会場には、澁澤龍彦の幻想小説「高丘親王航海記」を絵画化した作品=写真②=など、緻密な線で描かれた作品ほか関連資料が並ぶ。
同企画展は、萩原朔美館長とゆかりの深いアーティストを紹介するシリーズ「私が出会った表現者たち」の第2弾。榎本さんと萩原館長は、シリーズ第1弾で取り上げた劇作家・寺山修司を通して出会い、サブカルチャー雑誌「ビックリハウス」をともに創り上げた間柄という。展示は観覧無料、トークは申込不要・参加無料。同館(027・235・8011)。