親子自然観察会に約140人

上信越東急会

沼田市のたんばらラベンダーパーク先月23日「とうきゅう親子自然観察会」が開かれ、小学生の親子ら約140人が参加した。群馬と長野、新潟の東急グループ各社からなる上信越東急会が、自然の豊かさと役割を伝えようと毎秋実施し今年12回目。利根沼田自然を愛する会の会員らと利根沼田森林管理署員らの指導で森林散策や工作教室を楽しんだ。

雨あがりで霞んでいたが、カッパ姿の子どもたちはみなニコニコ。「マニアックな自然を紹介」という濱田誠さんの案内で森を歩いたグループは、植物にできる虫こぶや種の性質、地衣類と樹木の共生について聞き、バケツに汲んだ湧き水の冷たさや珍しいキノコ、巨大なナメクジに驚いていた。太田の栗原耕大さん(4年)、結希さん(2年)兄妹は「珍しい植物や虫こぶを見られて楽しかった」。沼田の樋口裕紀さん、莉那さん(2年)親子は「キノコが一杯あり面白かった。自然の不思議を感じた」と話した。約1時間半の散策後、参加者らはパーク内レストランで同会が提供した「えだまメンチ」の昼食に舌鼓を打った。

 

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