アーティストの創造祭 「駅家ノ木馬祭り」
前橋中心街で26日
「木馬だ、木馬だ、だ、だ、だ!」の掛け声と共に商店街を練り歩く創造祭「駅家ノ木馬祭」(同実行委主催)=写真は過去=が明日26日午前11時と午後2時、前橋中心商店街などで開かれる。
木馬祭りは、前橋在住の現代美術作家・白川昌生さんが創作した物語「駅家の木馬」に登場する祭りを現代に再現するというアートプロジェクト。物語の舞台は幕末から明治期の前橋。国定忠治と萩原朔太郎、市名の由来となった駅家など、街の歴史や実在していたものをつないで新しい物語の創作を試みた。
祭りは2011年からスタートし、今回で7回目。当日は市内の大蓮寺前で紙芝居「駅家の木馬」を上演後、カラフルな木馬5台が威勢の良い鳴り物と共に商店街を練り歩く。同実行委の福西敏宏さんは、「木馬祭りには、『文化や芸術の力が社会や地域を元気にする』という白川さんの力強いメッセージが込められています。木馬と共に太鼓をたたいたり踊ったり、賑やかにパレードしますので是非ご参加下さい」と呼びかける。
参加無料。同祭事務局(umayanomokuba@gmail.com)。