妖精たちが舞う

幻想的な光の演出

1月13日まで 前橋・ぐんまフラワーパーク

日本夜景遺産(ライトアップ部門)に認定されているカネコ種苗ぐんまフラワーパークのイルミネーションが先月から始まった。「妖精たちの楽園」をテーマに、多彩な光のエンターテインメントが繰り広げられている。来年1月13日まで。

入り口近くの花壇は、キノコやウサギ、イノシシ(ウリ坊)など森の生き物たちを象った光のオブジェが立ち並び、フォトスポットとして人気を呼んでいる=写真左。
今年の目玉は、「シャボン玉の嵐&プロジェクションマッピング」。園内中央部にそびえ立つ高さ18㍍のパークタワーで、レーザープロジェクターが壁面に映し出す映像と音楽に合わせて無数のシャボン玉が舞う=写真下。また、人の動きに合わせて映像が次々に変化する「光の魔法じゅうたん」では、移り変わる映像の中で実際に花や魚と戯れているような感覚が味わえる。

このほか、3人の妖精が登場し、園内の池に虹色のレーザー光線が乱反射する「フェアリーファンタジア」や、ケヤキの木に人や動物、幾何学模様などを映し出すレーザーアートショーのほか、6つのスタンプ押印を目指すスタンプラリーも実施中だ。

寒くなったら、温室のクリスマスガーデン(25日まで)で暖を取るのがおすすめ。ライトの色が赤や黄、青などに変化する温室内にはシルバーに
彩った生木のモミノキやホワイト系ポインセチアが展示されている。また、レストランでは、なべ焼きうどん(1200円)が体を芯から温めてくれる。同パークの秋間麻衣さんは、「電飾を9月ごろから職員が手作業で少しずつ設置してきました。ふわふわのシャボン玉の嵐と、幻想的な光のコラボを楽しんで」と呼びかける。

日没後から午後9時。高校生以上610円、中学生以下無料。同パーク(027・283・8189)。

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