いつもと違う日々を過ごすこの春、いつもと同じように咲くオオヤマザクラやサクラソウ…。県内各地で咲く春の花々の写真をご覧ください。※写真はググっとぐんま写真館から転載
日本三大奇勝の一つ妙義山を背景に咲く桜
下仁田・さくらの里
妙義山の南麓にある「県立森林公園さくらの里」には約47㌶の園内に約45種類約5000本が植えられており、奇石で知られる妙義山との見事なコントラストが見られる。ソメイヨシノの見ごろは過ぎたが、オオヤマザクラやカンザンなどの八重桜、珍しい種類のヨウキヒなど多彩なサクラが順次開花。園内は歩道も整備されているが現在、コロナ感染拡大防止のため、さくらの里センター(管理棟)、きのこ館は休館。開園時間午前8時半~午後5時。入園無料。同管理事務所(0274-82-2400)。
可憐で清楚な姿が魅了する、紅紫色の花
桐生・サクラソウ自生地
桐生市新里町のサクラソウ自生地では、可憐な紅紫色のサクラソウが、5月中旬にかけて見ごろを迎える。自生地は、環境破壊や盗掘などの影響で全国的にも貴重なものとなっており、定期的に草刈りやパトロールを続ける新里文化財保護協会の努力により守られてきた。2カ所の自生地のうち赤城山舟原地区の「新里のサクラソウ群生地」は、県の天然記念物にも指定されている。もう一カ所の国道353号沿いの板橋地区の自生地周辺は、サクラソウふれあい公園として整備されている。新里公民館(0277-74-4151)。
※掲載の情報は令和2年4月22日正午現在のものです。予定は変更になることがあります。お出かけの前に主催者にお問い合わせください。