少しずつ日常が戻り、美しい花々の鑑賞も楽しめるようになってきました。見ごろを迎えるハナショウブ、バラのイベントなど、今週は花の話題を集めました。なお、お出かけの際は、コロナ対策をしっかり、これからは熱中症対策も忘れずに!
切り花や苗をおうちで
バライベント各地で
展示&販売&ツアー 花いっぱいプロジェクト
14日まで開催中
■前橋・カネコ種苗ぐんまフラワーパーク
前橋のカネコ種苗ぐんまフラワーパークでは、「ぐんま花いっぱいプロジェクト~バラ~」を14日まで開催中だ。
新型コロナウイルスの影響で花の消費が落ち込んでいることから、バラを飾り家の中を明るくして欲しいと企画。約50品種の切りバラの展示や県産バラの販売、バラ栽培の達人・鈴木満男さんによるガーデンツアー(13日午後1時~、予約不要)を実施する。
園内にはおよそ400品種1700株が植えられており、まだ楽しめる品種もあるという。バラのほかにも、オリンピックイヤーに合わせ、ペチュニアやニチニチソウなどを和柄の亀甲模様に植えられた大花壇も必見だ。
午前9時半~午後4時半(短縮営業中)。入場料一般720円、中学生以下無料。同園(0120・1187・38)。
前橋市オリジナル品種 「あかぎの輝き」
14日まで限定販売
■道の駅など3カ所で
前橋は、まえばしのバラ「あかぎの輝き」の新苗を、道の駅「ふじみ(富士見町)」「ぐりーんふらわー牧場・大胡(滝窪町)」「赤城の恵(荻窪町)」の3カ所で、期間限定で販売をしている。14日まで。
「あかぎの輝き」は、毎年5月に開催される敷島公園ばら園まつりで販売していたが、今年は園の閉鎖、まつりの中止により販売ができなかった。そのため、同市の道の駅直売所の協力で期間限定で販売することに。
同品種は花弁の色の変化に特徴があり、蕾の時は黄色、花が開くと黄色からオレンジ、さらに満開時はオレンジから赤へと変化するという。
販売価格は1鉢1600円(税込み)。同市公園緑地課(027・898・6842)。
優美で気品にあふれた立ち姿
ハナショウブ見ごろに
木道から眺める 色彩豊かなハナショウブ
■館林・花菖蒲園
館林の花菖蒲園では、白や紫のハナショウブが見ごろを迎えている。約5000平方メートルの敷地に約270品種40万本が植えられており、のんびりと木道を歩きながら気品あふれるハナショウブの姿を楽しむことができる。
なお、例年、ハナショウブの見ごろにあわせて開催される「たてばやし花菖蒲まつり」は中止となっている。入園無料。館林市観光協会(0276・74・5233)。
池とハナショウブの
風情ある景色
■高崎・浜川運動公園
高崎の浜川運動公園内にある「御布呂が池」周辺では、紫色のハナショウブが見ごろを迎え、訪れた人を楽しませている。
同園には10種約1500株が植えられており、池とハナショウブの風情ある景色が堪能できる。なお、コロナウイルス感染症拡大防止のため、同公園管理事務所は利用者同士、距離を保っての鑑賞を呼び掛けている。同園(027・344・1551)。