白川昌生×しらかわともこ展

響き合う2人の世界

前橋で明日11日から

白川昌生さんのインスタレーション
しらかわともこさんのドローイング

前橋を拠点に活動する作家・白川昌生さん(1948年~)と、妻ともこさん(1947~2013年)による二人展が11日から前橋のノイエス朝日で始まる。

70年代、欧州で哲学と美術を学んだ白川さんは本県移住後、地域や歴史などを題材にした作品制作やアートプロジェクトを精力的に展開。一方、70年代にパリ国立美術学校で絵画を学んでいたともこさんは、白川さんと結婚後、83年に本県に移り住み県内外で個展を開催していた。

2人展では、白川さんは赤城山や利根川など群馬の歌をモチーフにしたインスタレーショなどを、ともこさんは80年代から最晩年までのドローイング約50点を展示。いずれも、日々の生活の中で思いついたこと、感じたことを作品化したものという。白川さんは、「群馬で制作されたものを出品します。響きあう2人の表現世界を会場で体感して欲しい」と話す。19日まで。入場無料。同ギャラリー(027-255-3434)。

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