草津温泉スキー場
新型コロナウイルスの影響で、5月中旬まで営業を中止していた草津温泉スキー場(草津町)が再開し、天狗山プレイゾーンの大型遊具ジップライン「バンジップテング」を目当てに、多くの観光客が来訪。夏の温泉地にようやく賑わいが戻ってきた。
バンジップテングとは、標高1370メートルの天狗山ゲレンデ頂上から眼下に広がる温泉街を望みながら滑降するアトラクション。
リフトで天狗山テラスまで上り、山頂から麓までの全長500メートルを一気に滑り降りるため、最高速度は70キロにも達するという。「爽快でエキサイティング!」「スリルがあっておもしろい」「眺望が最高」と人気だ。
なお、屋外設置されているが、県や町のガイドラインに基づき、マスク着用や手指消毒、検温など、感染対策を徹底した上で営業している。
同スキー場を運営する草津観光公社の山本明男企画担当課長は、「一時は愕然としましたが、何とか客足は昨年の7割まで戻りました。大自然の中、澄み切った空気と爽快感あふれるジップラインを楽しんで」と呼び掛ける。一般2000円、小学生以下1200円。同公社(0279-88-8111)。