森と城を華やかに彩る赤い傘

アンブレラスカイ☂☂☂

高山村・ロックハート城 今月末まで開催中

カラフルな傘で、空間を華やかに彩る「アンブレラスカイプロジェクト」。ポルトガルで始まり、日本でも近年、広がりを見せている人気のプロジェクトが高山村のロックハート城で開催中だ。

昨年、同プロジェクトを初めて実施した同城。2回目の今年は、「赤」をテーマに園内の2カ所に赤い傘を設置している。レストランなどがあるバザールショップ付近の林と、同城へと続く森が、鮮やかな赤色に染まっている。今年3月に誕生した「風と光の丘」や「マリア像」と併せて、インスタ映えスポットとして話題を集めている。

1829年に建設された古城を、英国スコットランドから移築し復元した同城には、祖先が十字軍の戦いの際に戦地から持ち帰った「赤い石」が、疫病や怪我を治したという伝説が残っている。同プロジェクトでは、パワーやエネルギーを持つ「赤」にコロナ収束への願いを込めたという。担当者は、「『赤』は、再生、生命、生存、安定、勇気、そして闘いの色です。揺れ動く木漏れ日のトンネルで、『コロナに負けるな!』という赤い石のパワーとエネルギーを感じ取って下さい」と語る。

赤い傘の設置は8月末まで予定。なお、9月以降も色を加えて継続予定。年中無休。入園料一般1100円、4歳~小学生600円。3歳以下無料。同城(0279・63・2101)。

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