「太田に海を!」24日にオープン
太田市飯塚町に今月24日、新商業施設「おおた・北茨城交流物産館バスターミナル駅」がオープン=写真。16日には関係者らによる完成記念式典が開かれた。
同施設はBUSターミナルおおた敷地の有効活用を目的に、市の公募で建設されたもので、1048㎡の店舗部分に水産、食肉、青果の物販3店舗とレストラン1店が入る。式では清水聖義太田市長=写真=が「『群馬に海を』という構想がようやく具現化した。運営者皆が協力し人気のお店になれば」とあいさつ。
施設運営と水産物販売にあたる大雄建設(太田)の大久保與志雄会長は、深夜に北茨城方面へ鮮魚の仕入れに向かい昼頃戻ることや、現地の地魚などについてふれ「新鮮な魚をその日のうちに食卓に。多くの皆様に愛されるよう頑張りたい」と決意を述べた。続いて水産物販売「みなとの魚」の渡辺一平店長が、店内中央にあるガラス張りの加工場でマグロ解体を披露。キャリア30年の腕前に歓声が上がった。渡辺店長は「群馬は海なし県。海のものにもっと親しんでいただきたい」と話し、今後も解体ショーなどで包丁さばきを披露するという。水曜定休。同館(0276・49・0337)へ。