夜の日本庭園に 光り輝く絵

楽歩堂前橋公園で

11月1日までの週末

芸人で絵本作家としても活動する西野亮廣さんの絵本を、光るパネルにして展示する「チックタック光る絵本展in群馬」が、今日16日から楽歩堂前橋公園の日本庭園でスタートする。11月1日までの金土日、夜間特別解放された日本庭園で西野さんの幻想的な作品世界が光り輝く。

西野さんは漫才コンビ「キングコング」の芸人。2009年から絵本作家「にしのあきひろ」としても活動しており、6作目となる絵本「チックタック~約束の時計台~」は発売前に重版がかかったという話題作だ。

会場には作品に描かれている41枚の絵を、特殊フィルムに加工し後ろからLEDの光を当てた「光る絵」=写真右=にして展示しており、暗闇に浮かび上がる様子が幻想的な世界を作り出している。ほかにも12月に映画化を控える西野さんの絵本「えんとつ町のプペル」の光る絵41点も展示している。

また、会場に隣接する国指定重要文化財の臨江閣は「光が映し出す100年前の流行色」のライトアップ中(リボンカラー運動に賛同した色の日もあり)。製糸産業が発展した「糸のまち」前橋を表現したライトアップを眺めながら、ノスタルジックな作品世界を味わうことができる。

絵本展入場料一般1000円、中学生以下無料。事前予約者の入場優先。同展実行委(thanks.smile.peace@gmail.com)。

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