ハニワ商品続々…
県は、埴輪をブランド化して「日本一の埴輪県ぐんま」をPRしようと、「群馬HANI-1(ハニワン)グランプリ」などの事業で使用してきたロゴマーク「HANI(ハニ)」の商標登録を行った。商標は県が管理し、使用料は無料。県内の事業者が新商品開発の際に活用できるようになる。先月29日には、前橋の県庁32階のカフェ「YAMATOYA COFFEE32」で、ロゴを活用し県内事業者と連携して県が開発した商品などをお披露目した。
大和屋(高崎市)が運営する同カフェでは「HANI-珈琲」(税込1750円)を発売。前橋の中二子古墳出土の人面付円筒埴輪を模した缶に、古代の香りをイメージした独自のブレンドコーヒー(粉)を詰めた。また、高崎の県立歴史博物館でミュージアムショップを運営する朝日印刷工業(前橋)は、同じく円筒埴輪をかたどった木製の椀(同3800円)やコースター(同1000円)、マグネット(同400円)を販売。このほか発掘や修復が楽しめるクッキー(同1944円)、バウムクーヘン(同1500円)などユニークな“埴輪スイーツ”も。県文化振興課は「群馬の魅力の一つとして、埴輪にもっと親しんでもらえたら」と期待する。同課(027-226-2525)。