すいせんまつり 2年ぶりに開催

〈 ノルンみなかみフラワーガーデン 〉

100万株のスイセンを観て、高原の風を感じて

みなかみ町にある「ノルンみなかみフラワーガーデン」は、今月17日にオープ

ン。コロナ禍で昨年は行われなかった「すいせんまつり」が2年ぶりに開かれる。黄色や白、オレンジなど薫り高い90種100万株のスイセンの花園=写真①=は、関東最大級とも。花は例年4月中旬から5月上旬までが見ごろを迎える。園内には、ゆっくりと鑑賞しながら散策できる遊歩道を完備。「ハートの花タワー」や、ハンモックが置かれた「めぶきの丘」など写真映えする撮影スポットも。さらに、スイセンの花が敷き詰められたように咲く黄色いカーペットの上を、リフト(片道500円、往復800円)に乗りながら上から「空中散歩」が楽しめる=同②。5月中旬頃からは、スイセンと入れ替わるように約2万球のチューリップが楽しめる。

他にも、みなかみに生息するチョウやカブトムシ、さらには世界の珍しい昆虫を展示した「トロールの昆虫展」(500円)も開催。ゲレンデに作った人工的な川の中で、アメジストや水晶などの天然石や、宝箱の鍵を探すイベント「トロールのオアシス・宝石探し」(制限時間20分、800円)は、例年大人にも子どもにも大人気だ。広報担当者の鈴木しおりさんは、「みなかみ町の山間に咲くスイセンの力強さと大自然のパワーで疲れた心を癒しに来てください」と呼び掛ける。すいせんまつりは5月16日まで、宝石探しと昆虫展は10月31日まで開催。入園料一般500円~1200円(開花によって異なる)、小学生以下無料。(0278-72-6681)。

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