花と緑の館林づくり協議会は23日まで、市内を花で彩る「花と緑のフェスティバル2021」を開催している。
市内各所では「花めぐり 春を感じて 館林!」をテーマに、市民ボランティアや市内の幼稚園・保育園の園児らが手入れをしたプランターやハンギングバスケットを設置。「歴史の小径」では、城沼の竜神にまつわる伝説の残る井戸「竜の井」や、武家屋敷の長屋門、藩士の住宅だった「武鷹館」など歴史的建造物周辺が花で彩られている。
また、館林駅周辺から市役所までの道沿いをはじめ、城沼周辺の尾曳橋、つつじが岡公園、さらには茂林寺や商店街など、買い物や散策をしながら花や緑に親しむことができる。
同イベントは、県が2008年に実施した大規模緑化イベントを機に各市持ち回りで行っている「花と緑のぐんまづくり」を発展させたもの。館林は2010年の主催以来、毎年独自に市内を花で飾る同フェスティバルを花の時期に合わせて行ってきた。
同市緑のまち観光課は「ボランティアの方々の手で心を込めて植えた色とりどりの花々を楽しんでもらえたら」と話す。問い合わせは花と緑の館林づくり協議会事務局(緑のまち推進課内=0276-47-5154)へ。