夏の風物詩・鮎&地場産料理味わって
磯部温泉地内の碓氷川ほとりに、夏の風物詩「磯部簗(やな)」(安中市磯部)が、明日26日にオープンする。8月31日までの期間限定営業。
同簗の営業は今年で57年目。隣の生け簀(す)で泳いでいるものをそのまま使用した鮮度抜群の鮎が堪能できる。鮎は、独特の香りと深い味わいが特徴。炭火でじっくり丁寧に焼き上げた塩焼きを始め、刺身やてんぷら、フライ、坂本地区の米を使った炊き込みご飯など多彩な鮎料理を用意。
単品のほか、松・竹・梅のコースでは、秋間の里いも串、中野谷ゴボウのきんぴらなど「地産地食」にこだわった9種類の小鉢が楽しめる。このほか、繭の白さと桑の緑を表現した下仁田の刺身こんにゃく付きの「碓氷製糸御膳」(2550円税込)も人気だ。主催する同市観光機構の萩原弘事務局長は、「川のせせらぎを聞きながら初夏の味覚を楽しんで」と来場を呼びかける。午前11時~午後5時(土日祝日は同6時)。同簗(027・385・6959)。