着ぐるみを抗菌仕様に！
安中の磯部温泉のホテル「磯部ガーデン」は、公式キャラクター「おちゅん」の着ぐるみを抗菌仕様に新調するプロジェクトを実現させようと、クラウドファンディング（CF）を開始した＝写真はCFのメイン画像。
温泉マーク発祥の地とされる磯部温泉は、昔話「舌切り雀」の発祥の地とも言われることから、同ホテルでは2016年に雀をモチーフにした「おちゅん」を制作。来館者の出迎えや写真撮影などにも気さくに応じる人気者となった。しかし、コロナの影響で子どもたちと直接触れ合うことができなくなり、時には離れたところから「遊べなくてごめんね」と悲しそうに話しかける幼児もいるという。
プロジェクトの目的は、抗菌仕様の着ぐるみ、着物、マスク、備品一式を制作すること。リターン（返礼）は同ホテル宿泊に加え、雀にまつわる雑貨、温泉マークをモチーフにしたグッズ、カレンダーなど、寄付の金額に応じ様々なプランやセットが選べる。同館の櫻井太作社長（50）は「コロナ禍でも安心してふれあい、お客様を笑顔にできるようにとCFを立ち上げました。おちゅんも早く遊びたいと願っています。ご支援よろしくお願いします」と呼びかける。
CFサイト「CAMPFIRE」（https://camp-fire.jp/projects/view/434288）。８月31日まで。目標金額は100万円だが、到達しなくても計画を実行しリターンも行う。問い合わせは同ホテル（０２７・３８５・００８５）へ。