渋川市赤城町の赤城自然園(クレディセゾン運営)では、「森の妖精」といわれる山野草「レンゲショウマ」が見頃を迎えている=写真①。
レンゲショウマは、夏になると黄緑色のボールのようなつぼみ=同②=を付け、やがて、3~4㌢の薄紫の花が下向きに咲く。園内の様々なエリアでは、群生しているレンゲショウマが花盛りを迎えた。可憐な花を楽しみたいと散策しながらカメラやスマホを手にシャッターを切る人の姿を目にする=同③。
太田市から親子で訪れていた女性は、「こちらに何度も来ていますが、レンゲショウマに出合うのは初めてです。かわいい花ですね」と言いながら、楽しんで画面を操作していた。同園総支配人の内山純一さんは「今年は春からどの花も『花ツキ』が良いです。シカ害の対策も施してあるので、レンゲショウマの花も楽しんでいただけます。人の気配のないところでは、可能ならマスクをそっと外して赤城の風を感じてください」と話す。見頃は今月中旬の盆明けまで。現在、イベントなどは中止している。入園料は一般1000円、中学生以下無料。11月までは火曜休園。同園(0279-56-5211)。