長い尾が特徴 ビントロングがやってきた 群馬サファリパーク

群馬サファリパーク(富岡)で1日から同園初となるビントロング=写真=の展示が始まった。ビントロングはマレー語で「クマのようなネコ」という意味。インドネシアなどの樹上で生活する哺乳動物で体長は1メートル弱。太く長い尾で木にぶら下がったり、寝るときに体に巻き、頭をその中に入れるという。原産地では絶滅危惧種で日本動物園水族館協会加盟の17園で43頭が飼育されている。

サファリにやってきたのは2歳のオスで名前はポップ。食事はリンゴやサツマイモ、ニンジンなどの植物食が中心で大好物はバナナだ。人懐っこく好奇心旺盛だが、園内のどうぶつふれあいの森(バードパーク)に新設された展示場にはまだ慣れておらず、姿を見せないときもあるという。同パーク(0274・64・2111)

掲載内容のコピーはできません。