群馬県美容専門学校(前橋)で先月10日、今年22回目となるヘアカットのコンテスト「サスーンスクールシップスチューデントヘアカットコンテスト」の校内最終予選が開かれた。
毎年開催されていた同コンテストは、昨年コロナ禍のため中止。2年ぶりの開催となった今年もロンドンのサスーン社からインストラクターを招くことがかなわず、写真選考となった。
ヴィダル・サスーンが始めたサスーンカットは直線的なヘアカットが特徴で、コンテストの課題もカット技術を筆頭に創造性、モデルとの似合い性を求めている。
出場した12人の学生らは真剣な表情で制限時間75分をいっぱいに使ってカットとブローを仕上げた。終了後に撮影された写真はロンドンサスーンアカデミーに送られ、同所のクリエイティブチームスタッフらによる審査で、10月に東京で開かれる全国大会出場者が決まる。