榛名湖畔を舞台に、ロボット修理の天才的な技術を持つ少年の成長を描いた映画「ロボット修理人のAi(愛)」の追加上映が決定、高崎電気館で29日に上映される。
同作品は先月、シネマテークたかさきで上映されたが、感染防止対策として定員制限をしていたため、鑑賞できなかった人も多く、追加上映を望む声があがっていた。
撮影には高崎フィルム・コミッションが協力し、榛名湖畔をはじめ、周辺の飲食店や宿泊施設などがロケ地となり、出演やボランティアなどで県内の一般市民も参加した。再上映について、シネマテークたかさき総支配人の志尾睦子さんは「土地の風土が美しく刻まれた作品。一日限りだが、たくさんの方にご覧いただければ嬉しい」と話す。
大村崑さんらベテラン俳優に加え、安中市出身の金谷ヒデユキさんも出演。上映は午前11時と午後2時。当日一般1800円ほか。なお11時の回の上映後、田中じゅうこう監督、金谷さん、主演の土師野隆之介さん=写真㊧=によるリモート舞台挨拶を予定。同館(027・395・0483)。