コロナで打撃を受けている県内の飲食店などの経営回復につなげようと、館林と前橋では独自のキャンペーンを行っている。
館 林
館林商工会議所は、館林市内の飲食店を応援する投票イベント「グルメ総選挙」を開催している。10月11日まで。
まずは市内の参加飲食店や同会議所、市役所などで、投票券、または投票券付きのリーフレットを手に入れる。掲載されている参加店舗に行き、エントリーしているメニューを注文またはテイクアウトで購入して券に押印してもらう。2店舗分のスタンプが集まったら氏名、年齢、性別、住所を明記し、おいしかったと思うメニューの番号を記入し、各店舗に設置された投票箱へ入れる。投票した人の中から抽選で100人に参加店の商品券2000円分を贈呈。
同市は毎夏開催していた「激辛・激甘・激冷グルメ総選挙」を昨年、コロナの影響で中止に。秋にテイクアウト中心の投票イベントに形を変えて行った。
今年は2年ぶりに夏に開始。和食、洋食、中華、スイーツなど全42店舗が自慢のメニューをエントリーしている。
同会議所経営支援課の藤江正希さんは「コロナで大変な飲食店を応援する意味でも是非、参加してほしい」と呼びかける。問い合わせは同会議所(0276・74・5121)へ。
前 橋
前橋市内の飲食店をめぐりレシートを集めて応募すると豪華賞品が当たる「マエテク回遊キャンペーン」が開催されている。
マエテクは、市内の飲食店のテイクアウト情報を集めた無料サイト。コロナ予防で外食を控える人が増える中、市内飲食店有志らが昨年立ち上げた。今年3~6月の第1弾が好評だったことから第2弾を7月から開始した。
参加の仕方は2パターン。一つは、現在215店舗ある参加店で発行された2500円分の利用レシート(合算可)を撮影。メールに添付して応募すると参加店舗で使えるクーポン券がもれなくもらえる(キャンペーン期間は12月31日まで、応募締め切りは来年1月3日)。イートイン、テイクアウト、デリバリーのいずれのレシートでも可だ。もう一つは、公式アプリ「マエテクアプリ」からクイズに答えて応募するか、公式インスタグラムのアカウントをフォローして参加店舗の料理写真にハッシュタグ(#マエテクキャンペーン #店名)を付けて投稿すると豪華賞品が当たる(応募締め切りは前期9月30日、後期12月31日)。マエテク代表の青柳美保さんは「街なかに、こんなにたくさん飲食店があるんだと知ってもらうきっかけにもしたい。ぜひ、アプリをダウンロードして、お店をご利用ください」と呼びかける。市にぎわい商業課(027・210・2188)。