生誕150年記念講座 田山花袋と交流のあった文豪たちの書簡を読もう

受講者募集!館林

花袋(書斎にて)

明治に活躍した館林出身の作家・田山花袋生誕150年を記念し、花袋と交流のあった同世代の文豪らの書簡を読み解く3回シリーズの講座が、今月から12月にかけて市内の旧上毛モスリン事務所で開かれる。現在、各回の受講者を募集中だ(各回ごとに要申込)。

花袋は1871(明治4)年12月13日、田山家の次男として生まれ、一家して上京する1886年まで館林で過ごす。上京後、尾崎紅葉を訪ねたことをきっかけに小説家を志し、19歳で文壇にデビュー。以後、小説「蒲団」「田舎教師」などを発表し、自然主義文学の代表として活躍し、1930年に58歳で没した。

講座で読み解く国木田独歩の書簡

同講座では、国木田独歩(1871~1908)島崎藤村(1872~1943)徳田秋声(1871~1943)がそれぞれ花袋に宛てた書簡を読み、交友関係や手紙の書かれた背景、文壇で互いに与えた影響などに迫る。10月31日は独歩11月3日は藤村(ともに受付中)、12月4日は秋声(11月6日午前9時受付開始)講師は、花袋研究学会会員や大学教授ら各回とも午後1時半~3時会場の同事務所は、花袋の旧居が移築されている同市第二資料館内にある。申し込みはインターネットのぐんま電子申請受付システムで(各先着30人)。ネット環境の無い人は同市文化振興課へ電話で(各先着10人)。

なお、市内の田山花袋記念文学館では特別展「情熱の人 田山花袋」第2期の展示を11月7日まで開催同課(0276・74・4111)へ。

 

 

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