秋といえば「食欲の秋」。栄養価が高く美味しいくだものが実り、魅力的な食材がたくさん出回る季節です。あれもこれも食べたくなりますよね。気温が低くなる秋に食欲が湧いてくるのは、体温維持にたくさんのエネルギーが必要になるからだと言われています。9月3日の紙面で行ったアンケート「食べてみたい秋の味覚は何ですか?」の結果をランキングにしました。みなさんのコメントとともにご紹介します。
アンケートへのご協力ありがとうございました。ほかにも、サツマイモや柿、イチジク、新米などの回答も。秋は魅力的な食材がたくさん。しっかり食べて、体にエネルギーを貯え、寒い冬に備えましょう!
栗
堂々の1位は秋の味覚の代表格。 焼き栗やゆで栗、栗ごはん。栗きんとんやモンブランといったスイーツまでその食べ方はさまざま。「栗が好き。でも食べるときが面倒」前橋女性(60)。という人は多いようですが、口に入った時の美味しさは格別。「小布施まで食べに行きます」高崎女性(63)や、「毎年小布施に栗おこわを食べに行きます」高崎女性(53)など、美味しいものを求め名産地まで足を運ぶ労力はいとわないようです。
ブドウ
大人にも子どもにも大人気のブドウ。巨峰やピオーネ…スーパーに並ぶカラフルなぶどうに目が釘付け。皮ごと食べられる大人気の「シャインマスカット」は、「高くてなかなか自分の口には入らない…」高崎男性(62)、とのコメントも。沼田や川場、吉岡、榛東など県内にも様々な産地があり、ブドウ狩りも楽しめます。
サンマ
「秋刀魚」と書くように秋が旬の魚。「やっぱり脂ののったサンマ!」高崎男性(52)。というように、9~11月が、一番脂がのったおいしい時期とされています。けれど、「ここ数年すっかり高級魚になってしまった。しっかり太ったさんまをお酒と一緒に楽しみたい!」前橋男性(54)。たしかに今、店頭の値段を見ると「庶民の魚」ではなくなってきているような…。
松茸
「松茸土瓶蒸し。高くて食べたことがないから」前橋女性(63)。「松茸のフルコース。一度は食べてみたい」前橋女性(68)。など、誰もが憧れるキノコの王様。秋の味覚の中でも断トツの高級食材でしょう。特に国産の松茸は高くてなかなか手が出ない…という方も多いのでは。「もちろん松茸」みどり男性(57)。「ぜったい松茸」館林男性(62)。コメントからも熱い思いが伝わってきます。
梨
夏の終わりから秋にかけて旬を迎える甘くみずみずしい梨。梨に含まれる栄養素は、夏の暑さで疲れた体や肌に疲労回復や美容効能があるそうです。品種が豊富で、甘味も酸味も様々。県内には前橋の「大島梨」や、高崎の「里見梨」などたくさんの名産地が。「実家近くの明和町田島の梨が好き」太田男性(68)。朝日ぐんまでも8月13日の紙面で、「梨の里明和町に直売所『なしの駅』オープン」という記事を紹介しました。