四万温泉協会(中之条)は今秋、音声と文字で観光名所を紹介するQRコード案内板を設置した。同案内板はコロナの影響で人と人の接触が敬遠される中、観光客に新たな四万の魅力を知ってもらおうと同協会の地域づくり委員会(中沢まち子委員長)が企画した。
設置場所は、同温泉の由来の一つといわれる「御夢想の湯」や摩耶姫伝説が伝わる「摩耶の滝」、湖水の色が「四万ブルー」と称され人気の「奥四万湖」など14カ所。
案内板には同温泉の摩耶姫伝説にちなんだキャラクター「摩耶姫ちゃん」が描かれ、QRコードをスマホなどで読み取ると写真と説明のページが開き音声ガイドを聞くことができる。中沢委員長は、「ガイドブックには載っていない、地元ならではの情報やエピソード、観光名所の豆知識などを多く盛り込みました。音声ガイドで『おもてなし』致しますので、温もりいっぱいの四万と紅葉を楽しんで下さい」と呼びかける。同協会(0279・64・2321)。