「地域密着型異空館」をコンセプトに、野外上映会を通して館林を盛り上げようと活動する民間団体SORANOMONシアター実行委員会(石川京子委員長)は明日6日、同市つつじが岡公園内のSUGAR HILL CAFEテラスで、桐生を舞台に制作されたまち映画「祭りのあと、記憶のさき」(95分)=写真はイメージ=を上映する。同団体は、かつて賑わっていた映画館がなくなってしまった館林で上映イベントを行い、参加者同士がつながる場を作りたいと2018年に立ち上げた。同映画は、桐生の八木節まつりと祇園祭をテーマに、今を生きる若者たちと、伝統文化を継承する地域の人々の姿を移り変わる地元の風景を背景に描く青春ドラマ。県内近郊のまち映画を制作する藤橋誠監督が手掛けた。石川さんは「上映会が館林と桐生の交流の架け橋となれば嬉しい」と話す。会場のカフェが提供する軽食(ハンバーガー、フライドポテト、ドリンク)付きで中学生以上2000円(残りわずか)。雨天決行(悪天候時は屋内上映の可能性あり)。午後4時開場、同5時開演。上映後プロデューサーや出演者らによる舞台挨拶を行う予定。チケットなど問い合わせは同実行委へメール(soranomon@gmail.com)で。