月１回開催 NPO法人 ソンリッサ
高齢者の孤立・孤独の解消を目指す前橋のＮＰＯ法人ソンリッサ（萩原涼平理事長）は、「いきいき健康サロン」を月１回開催している。先月23日、第１回が前橋市第３コミュニティーセンターで開かれ、参加者約20人が転倒予防に役立つ体作りに励んだ＝写真。
同講座は、コロナ禍での社会的孤立や長期外出自粛によって生じた筋力の低下などのフレイル予防、改善を図るために実施。毎回、社会福祉士や看護師、作業療法士、整体師、栄養士、保健師などの資格を持つ医療福祉専門職が講師を務め、様々な角度から問題解決に取り組む。
初回のサロンでは、介護福祉士で社会福祉士の清水憲一郎さんの指導の下、参加者がストレッチやスクワット、膝伸ばし、腿上げ、踵上げなど転倒予防のための体操を行った。同ＮＰＯの萩原理事長は、「長期コロナの社会的孤立によって生じた『コロナフレイル』の予防や改善を行うことが講座の目的です。様々なプログラムを通して、一人でも多くの高齢者の方々の社会的孤立を解消すし、参加者同士が楽しく交流出来る場を提供できればうれしいですね」と話す。
なお、今月14日は「健康ヨガ」、12月18日は「猫背予防のための簡単体操」、１月15日「栄養面から健康を考えよう！」、２月13日は「健康ヨガ」、３月19日は「骨盤ケア講座」を開催予定。いずれも同コミュニティーセンターで午前10～11時。定員20人。参加無料。同法人（０９０・５２０５・４２４４）。