落語、仏像修復実演、お犬様コンテスト…etc
江戸幕府５代将軍綱吉の母・桂昌院（けいしょういん）ゆかりの寺「大聖（だいしょう）護国寺」（高崎市八幡町）で27、28日、「桂昌院まつり」が初めて開催される。今夏、命日に合わせ企画したが延期になっていた。境内の特設ステージで、落語や「お犬さまコンテスト」など様々な催しが行われる。
桂昌院は３代家光の側室であり「玉の輿（こし）」の語源にもなった人物。同寺へ本尊・不動明王など多くの仏像を寄進するなど縁が深い。今春、桂昌院の一生を表現した本格的な枯山水庭園が境内に完成した＝写真上。
当日は仏像修復＝同左＝の展示や実演、人気テレビ番組「なんでも鑑定団」に出品した掛け軸展示、記念御朱印授与、キッチンカー出店など盛りだくさん。同寺の飯塚秀譽（しゅうよ）住職は「紅葉とともに、寺内の節々で桂昌院を感じてもらえたら」と話す。午前10～午後４時。入場無料。雨天開催。同寺（０９０・２４２５・７７１０）。