新春に巨大絵馬がお目見え！ 前橋市の総社神社には、今年の干支（えと）である「寅（とら）」をあしらった絵馬が飾られている。境内は、迫力ある縁起物を眺めたり写真撮影する参拝客などで賑わっている。
絵馬は縦２・３メートル、横３・７メートル。岩の上に立っている虎と共に、色鮮やかなキクやウメの花、松などが描かれている。デザインは根岸義貴宮司（59）や職員らが考案し昨年末、１週間程で仕上げたという。根岸宮司は、「力強い虎にコロナを退散してもらいたいという思いを込めました。勢いのある年になって欲しいですね」と話した。
２０１１年から毎年、制作するようになり12年目の今年で干支が一巡した。新春恒例となり、参拝客からの問い合わせも増えているという。巨大絵馬の存在をＳＮＳで知り、初めて同神社に訪れた田中亜希さん（23＝高崎市）と松田こなつさん（23＝渋川市）は、「縁起が良さそうなので、初詣はここに決めました。絵馬は躍動感と華やかさがあって良いですね。年女なので色んなことにトライしたい」と笑顔で語った。同神社（０２７・２５２・０９７５）。