前橋市三夜沢町の赤城神社では、新しくなった鳥居が参拝者を出迎えている。生まれ変わった鳥居は神々しく、手を合わせて祈る人や柱に触れる人、写真撮影をする人などで賑わっている。建替前の旧鳥居の一部を使った「御守り」も頒布されており、参拝者に好評だ。
神域の入り口に立つ鳥居は高さ約11メートルと、白木の鳥居としてはかなり大きい。昨年11月、境内に自生する杉の御神木を用いて再建された。完成後の昨年末、総代役員や工事関係者ら約30人が出席し盛大に竣工奉告祭を執り行った。
新しい鳥居となったこともあり、今年のお正月は例年以上に多くの初詣客が来訪。また、神符頒布所では、旧鳥居の一部を「御守り」として頒布しているが、珍しい縁起物として参拝者に人気という。真隅田吉行宮司(46)は、「昨年11月に境内の御神木を使って立て替えを行いました。推定樹齢130年の杉の鳥居をくぐって参拝して頂き、自然のパワーを存分に感じてもらえたら嬉しいですね」と話す。同神社(027・283・1268)へ。