カナダと中継で結び、オーロラ鑑賞を通して国際交流をするイベント「赤城Sun Do(アカギサンドゥ)」が、来月19日に前橋市三夜沢町の赤城神社で、初めて開かれる。主催は、官民協働による市民団体「赤城 Aurora60実行委員会」。電気設備会社のソウワ・ディライト社長の渡邉辰吾さんを委員長とし、前橋市議の岡まさみさんや群馬大学教授小竹裕人さん、カナダの杉江好平さんらが中心となり「新たな観光業や自然豊かな群馬の魅力を発信したい」と企画した。
当日は、オーロラ観光で知られるカナダ・ホワイトホースとライブ中継。社殿周辺の木々に、オーロラの映像をプロジェクションマッピングで映し出すほか、近隣の宮城小の6年生を招待。現地ガイドとともにカナダの観光地を巡るライブツアーや両国のアーティスト7組による音楽ライブ、ライブペインティングなどを行う。赤城山のふもと、杉の木立に囲まれた赤城神社の境内で、前橋からカナダに向けて、日本文化を発信する機会になる。イベントの趣旨に賛同したカナダ・ユーコン準州観光局も協力する。渡邉委員長は、「自然への敬意とともに、伝統を重んじ、地域を活性化する機会を提供しようと始めました。イベントを通して、群馬の歴史や魅力を地元の皆さんにも気付いてもらいたい」と話す。
午後2~9時まで。参加費は、前売り3000円(中学生以上)。要事前予約。出演アーティスト情報などは、(https://akagi-sundo.jp/)へ。問い合わせは、ソウワ・ディライト柴田さん(027-266-6711)。